週刊ヤングジャンプで掲載中のしらたまくん(稲葉そーへー原作)は、グラップラー刃牙に次いで木曜日の僕のお楽しみのひとつ。
あらすじ
高校の入学式で鈴川葵の前に座っていたのはなんと猫!!!! しかし、同じクラスとなったその猫は、自己紹介で自らを「白玉雄介」と名乗り、普通に話し出した!! なんと彼は人と変わらぬ知能を持ち普通にしゃべり、人権を持っている特殊な存在だった。そんな彼を遠巻きに見つめるクラスメイトをよそに葵は興味津々で…!?
『へ~せいポリスメン!!』の作者が描く異質スクールコメディ!!
僕は取りあえず猫漫画は、一応目を通す事にしている。昨年、「しらたまくん」の連載が始まったころ、「ハチワンダイバー」がラストスパート全開だった頃でもあり、木曜日に発売される週刊ヤングジャンプは欠かさず読んでいた。そんな理由から、しらたまくんは第一話からリアルタイムで読んでます。
連載当初、正直、面白いとは思わなかったんですよね。というのも人語を話すしらたまくんの設定に無理があり過ぎで世界観にのめり込めない自分がいたワケです。
「コレって続くのかねぇ~?。」
っというのが率直な感想でした。ただ、稲葉そーへーさんは猫好きのツボを押さえているようで、恥ずかしいけどナデナデしたい男心の表現が美味い。しゃべる猫、しらたまくんに女子は気軽に話せるけれど、男子はそうはいかない。成人すればしらたまくんへのハードルは一気に高くなるのも無理の無い話。
この辺の扱いが非常に上手なわけですよ。そして、毎回見せるしらたまくんの猫っぽさがアクセントを加えて良い味を昨年末くらいから出して来たように思います。
お話はこれからドンドン新たな展開を見せる余地も十分残されているので、今後のしらたまワールドには目が離せないですね。
猫好きのみなず、動物好きな方にはお薦めのコミックです。