「ねぇ~、うし、とら、うー、たつ、みぃ~、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いぃ~。」
他でもない十二支です。
「ねぇ~」は猫じゃね?。
年末年始のテレビの街頭インタビューでたまに飛び出す珍解答ですが、よくよく考えてみると干支に猫が入ってないのは腑に落ちません。
だって、幸運の招き猫は商売される方にとっては必須アイテムだし、カギしっぽの猫は尻尾の鍵で幸運を引き寄せるなんて言われているではありませんか?。
と言う事で調べてみると13番目は鯉だったりカエルだったりと諸説ありますが、やっぱり猫も13番目の候補に挙がっていたようです。
ちなみにこの問題、魔法使いと黒猫のウィズの問題にもなっていますよ(笑)。
十二支に猫が入っていない悲しいワケ
昔々、神様からのお触れにより動物界で大規模なレースが行われた
昔々、神様が年末にこんなお触れを動物たちに出しました。
「元旦の朝、私のところに新年の挨拶に来なさい。1番早く来たものから12番目まで、順にそれぞれ1年間大将にしてやろう。」
このお触れを聞いた動物たちによる大将争奪戦レース1.1が勃発したのです。結果はみなさんがご存知のとおり。十二支は神様に新年の挨拶をした順番で並んでいるのです。
さて、猫はレースに参加しなかったのでしょうか?。それとも、何らかのアクシデントがあったのでしょうか?。
大将争奪レースに猫も参加していた!!!
この大将争奪レースに猫もエントリーしていたのです。しかし、ある者の策略により念願の十二支には入れませんでした。そのある者の名は鼠(ネズミ)。
策士、ネズミの罠
策士ネズミは朝早く出かけた牛の背中に乗り、ゴール直前で牛を出し抜いて1番の座を獲得したネズミ。その一方で神様の所へ行く日を忘れた猫に対して、
「1月2日の朝だよ。」
っと偽りの情報を流していたワルなのです。ライアーゲームを連想させる心理戦が、昔々の動物世界では行われていたのかも知れません。
そんな理由から猫は十二支に入れませんでした。マジすか学園に登場するネズミ(渡辺麻友)のキャラクター設定は、十二支のお話がヒントになっているのかと思ってしまったのは、僕だけでしょうか?。
この事を恨み、猫はネズミを見ると追いかけるようになったそうです。
信じるか、信じないかは…。